第1回 オンライン展示会

SAKE LABEL DESIGN CASE STUDY

制作者 英璃

制作コメント

「轍」という文字を通して、力強さだけでなく、人生を歩んできた軌跡や想いが伝わるよう、一筆一筆に気持ちを込めて制作しました。今回初めてモックアップ制作にも挑戦し、頭の中で描いていたイメージが1つの作品として形になり、とても達成感があります。先生から何度も丁寧なアドバイスをいただき、その度に修正を重ね、作品が完成しました。まだまだ学ぶことはたくさんありますが、試行錯誤を重ねることの大切さと、作品づくりの楽しさを改めて実感できた制作でした。

轍のメインビジュアル

日本酒ラベルの設計

価格帯
5,000円
味わい

吟醸酒でありながら、キャンプの肉料理や焚き火の煙に負けない力強さ。華やかすぎず、どこか「炊き立ての米」や「杉の木」を思わせる落ち着いた香り。外気にさらされても香りが飛ばない、芯のある芳醇さ。最初にガツンとくる辛口のキレ。その直後に低温でじっくり醸された吟醸ならではの米の旨み(ボディ)が喉にどっしりと居座ります。

ターゲット・シーン

40代〜50代男性。仕事でもプライベートでも、それなりの「経験」と「責任」を背負ってきた世代。街の明かりが届かない、山奥のキャンプ場。午後9時。宴もたけなわ、少し酔いも回って会話がぽつりと深まる時間帯。焚き火の爆ぜる音と、赤暗い炎の光。酒器は無骨なチタンマグ。あえて少し大きめのカップで豪快に、鉄板で焼いた厚切りの赤身肉、燻製チーズ、少し焦げた干物と一緒に。

名前の由来・背景

【人生の奇跡】 40〜50代の男たちがこれまで刻んできた道のり。「轍」とは車輪が通り過ぎた後に残る深い跡のこと。決して平坦ではない道を、時に泥にまみれ、時に重い荷物を背負いながら自らの力で進んできた世代。「これまでお互い、色んな道を歩んできたな」と週末の焚き火の前で、それぞれの人生(=轍)を労い、讃え合うために生まれたお酒。そんな「男の歴史」を肯定する意味が込められています。