
格闘技イベント『漢気(おとこぎ)』の筆文字ロゴを制作いたしました。
『漢気』は、いわゆる地下格闘技ではなく、青少年の育成を目的とした2026年で4年目を迎えた格闘技イベントです。
今回は、イベントのさらなる発展と将来的な商標登録の可能性も見据え、「イベントの顔として長く使える正式なロゴにリニューアルしたい」というご相談をいただき、制作がスタートしました。
筆文字ロゴのこだわり・制作のポイント
クライアント様からのご要望は、「読みやすさを保ちながらも、荒々しさ、無骨さ、力強さがある筆文字」。
ただ綺麗に整えるだけでは、格闘技イベントが持つ熱量や迫力が薄れてしまいます。「読める範囲で、いかに荒々しく崩すか」の絶妙なバランスを追求しました。
1. 躍動感のある「カスレ」と「スピード感」
線に勢いをつけることで、パンチやキックのスピード感を表現。また、あえて荒々しいカスレを活かすことで、「漢」という言葉が持つ無骨な世界観を伝えています。
2. 可読性を損なわない「太さ」の微調整
「漢」の口の部分など、文字の密度が高い部分は、線を太くしすぎると潰れて文字が読めなくなってしまいます。「潰れないギリギリの太さ」を攻め、余白を微調整することで、迫力と可読性を両立させました。
3. 密度を高める「文字の噛み合わせ」の設計
ご要望の中に「『漢』と『気』を近づけたい」という点がありました。しかし、力強さを出すために文字をどっしり構えたまま単に間隔を詰めると、文字同士がぶつかってしまいます。
そこで、ただ詰めるのではなく、「双方の線同士がうまく食い込む」ように配置を計算して書き上げました。
「近づいているけれど、読みにくくない。密度があるけれど、潰れていない。」
そんな絶妙な一体感を持たせています。また、サブ要素である英字の「OTOKOGI」も、整いすぎないように少し不安定さを加えることで、無骨な印象を統一させました。
今回のロゴは、そうしたイベントの姿勢や熱量を受け止めながら、読みやすさと荒々しさ、無骨さのバランスを意識して制作しました。
主催者による新ロゴ発表
制作したロゴは、主催者のXでも新ロゴとして発表されました。
投稿では、4年間続けてきた『漢気』をリニューアルすること、そして今大会では『刃牙道』とのコラボが決まったことにも触れられています。
あわせて、『漢気』が大切にしている青少年育成への思いも語られており、単なる格闘技イベントではなく、若い選手たちが輝ける場所をつくるためのイベントであることが伝わります。
4年間続けてきた漢気ですが
この度リニューアルします。
今大会は刃牙さんとのコラボも決まり
色んな人に選手を注目してもらいたい。
喧嘩や乱闘、相手選手に対してのヤジは
漢気では一切禁止です。
今まで一度もトラブルがないのも
選手が青少年育成を理解してる証拠です。… pic.twitter.com/WYJD0jZYOC— ルイ (@otokogi_rui) March 6, 2026
イベント告知物・メディアへの展開
新しく制作したロゴは、すでにポスターなどの告知物や公式SNS、様々なメディアでご活用いただいています。
「漢気 × 刃牙道」コラボイベントが実施!
大人気格闘漫画『刃牙道』との熱いコラボイベントでも、この新ロゴが大々的に使用されています。YouTube動画でもロゴの持つ迫力がイベントを盛り上げています。
自分が書いた筆文字が『刃牙道』のロゴと並んでいるのは光栄です。


ポスターでの展開
ポスターの中でも、新しい『漢気』の印象を伝えるロゴとして使っていただいています。
現在、新しい制作物から順次この新ロゴへの差し替えが進んでおり、クライアント様からも「各所での評判も大変上々です!」と嬉しいお声をいただいております。
制作を終えて
『漢気』という言葉が持つ、強さ、まっすぐさ、無骨さ。その魅力が伝わるように、読みやすさと荒々しさの間を何度も往復しながら、試行錯誤して制作いたしました。
地域の青少年育成という素晴らしい理念を掲げる、大切なイベントのロゴリニューアルをお任せいただき、本当にありがとうございました!今後のイベントのさらなるご発展を心より応援しております。