10名の書家が『創』をデザインした『日本の書Tシャツ展』に参加

日本の書Tシャツ展のパネル

2011年3月7日~3月19日に24時間テレビのTシャツを制作されている久米繊維工業で行われた『日本の書Tシャツ展』に参加させていただきました。10名の書家がTシャツをキャンパスにして『創』という文字を書でデザインしました。

Tシャツ展の会場

会場はこんな感じでそれぞれの作品がずらっとディスプレイされています。『創』と読める必要もないので、イラストのようなものもありますよ。

Tシャツデザインで意識したこと

書で『創』と書いたTシャツ

今までも筆文字のTシャツを制作したことがあったのですが「街中で着るにはちょっとな〜」というデザインでした。そこで今回は「街中で着てもいいようなデザインにしよう!」というのをまず意識して制作しました。Tシャツをただのキャンパスとしてではなく、実用としてもおかしくならないように、って感じです。

なので、こうして見るとデザイン部分がちょっと小さく見えますが、実際に着るとちょうど良い大きさになります。もう少し大きいと裏に回ってしまうんです。個人的にはTシャツは大きく何かがデザインされているよりもワンポイント入っているくらいのシンプルなデザインが好きなので、このくらいがちょうどいいですね。

Tシャツ『創』の後ろ側

ちなみに、後ろから見た時にも寂しくないように襟のところにも小さく『創』とワンポイント入れています。

筆文字の『創』の意味

Tシャツ『創』のアップ

このデザインの意味ですが、私は『創』っていうのを想像すると『破壊』という言葉が連想されたので、そこから『創造的破壊』をテーマにしてデザインしました。筆文字の創の脇に『creative destruction』と英語でも入れているんですが見えますか?

なので『創』の筆文字の背景には墨を大胆に散りばめて『破壊』を表現してみました。破壊は文字では書いていませんが、創の筆文字と背景とでセットで『創造的破壊』になるようにしています。

まとめ


動画も公開されており、書道家全員の作品を見ることが出来ます。

Tシャツは日本製でとても質がよくて、肌触りも最高です! さすが24時間テレビのTシャツも担当されてるだけあります。 書を身近に感じてもらいたいという、書家と同じ気持ちで取り組んでくれている想いが伝わってきました。久米繊維工業様ありがとうございました。

東日本大震災の影響により再展示が行われました

残念ながらこの開催期間中に東日本大震災が起こってしまいました。それにより、展示の時間と開催期間が縮小されたまま終了しました。そこで、2011年6月10日(金)~6月30日(木)に再展示が行われました。

日本の書Tシャツ展×10pieces exhibition

  • 日時:2011年3月7日~3月19日
  • 再展示:2011年6月10日(金)~6月30日(木) ※日祝は閉館
  • 開館時間:午前9時00分から午後5時 ※土曜日は16時まで
  • 会場:久米繊維工業株式会社 1階プレスルーム 東京都墨田区太平3-9-6