『天保十二年のシェイクスピア』のタイトルを筆文字で制作

音楽劇『天保十二年のシェイクスピア』の筆文字で書かれているタイトルを担当せていただきました。鋭いスピード感のある文字で書いています。

2024年6月4日に公開された「速報ビジュアル」

天保十二年のシェイクスピアと筆文字で書いた速報ビジュアルとメインビジュアル

左が2024年6月4日に公開された「速報ビジュアル」で横書きで筆文字が大きくメインで扱われています。右は2024年8月6日に公開された「メインビジュアル」で出演キャストのサイドに縦書きで配置されています。

メインビジュアルは今後色々な媒体で使用されると思いますので、これから楽しみです。

『天保十二年のシェイクスピア』の巨大ポスター

地下鉄に掲示されている『天保十二年のシェイクスピア』の巨大ポスター

日比谷駅から東京ミッドタウン日比谷への入口脇に掲示された巨大ポスターを見てきました。大きさは2×3mくらいあるのでかなり目立っていて、通る人が目を留めていました。

他にも渋谷や新宿、博多・天神などにも掲示されているようです。自分の文字がこんなに大きく掲示されるのは嬉しいですね。

日生劇場で公演を見てきました

日生劇場にある『天保十二年のシェイクスピア』の看板

2024年12月9日(月)に日生劇場から開幕したので早速見てきました。

入口脇の看板は撮影している人が結構いましたが、まさか「今撮っている自分がこの文字を書いたとは誰も思っていないだろうな〜」なんて思いながら撮影。

そして自分の書いた文字がこんなに沢山のグッズとなって販売され、多くの方が手にすると思うと嬉しいですね。特にパンフレットはドーンと文字だけなのでインパクトがあります。

『天保十二年のシェイクスピア』のグッズとパンフレット

舞台は音楽劇ということだけあって音楽は生演奏で迫力があり、3時間を超す大作で見応えたっぷり。ウィリアム・シェイクスピアの全ての作品を横糸に、江戸末期の人気講談「天保水滸伝」を縦糸として織り込んだ井上ひさしさんの戯曲です。

自分の中のテーマとして「この筆文字のイメージは正しかったのか?」答え合わせをする思いで見ていました。結果、合っていたのでホッとしています。

役者さんのパワフルな演技に元気をもらいましたし、あれだけのセリフを忘れず、噛まずに演じられるのは本当にすごいですね。自分だったら最初の一言目で噛む自信があります。音楽もセリフや動きにバッチリ合っていて素晴らしかったです。

1公演の時間も長く長期間公演される舞台に出演するというのは、体力的にも精神的にもかなり強くないといけないだろうし、開幕までの準備も相当大変だと思います。相当な覚悟を持って出演しているんだろうなと尊敬します。

この仕事をしているとこのような機会に巡り会えるのが嬉しいですし、貴重な体験ができるのが良いところですね。

この作品に携われたことを光栄に思っています。ありがとうございました。

動画にも筆文字が使われています

こちらの動画ではサイドにずっと筆文字が使用されていてかなり目立っています!

『2024年公演 舞台映像Ver.』はどのような舞台なのかダイジェストでわかります。最後には私が書いた筆文字がドーンと出てきます。

動画でも流れている「もしもシェイクスピアがいなかったら〜♪」の歌は耳に残りますね。

2025年1月からは大阪、福岡、富山、愛知で上演されます。

公演情報

作:井上ひさしさん
音楽:宮川彬良さん
演出:藤田俊太郎さん

  • 2024年12月9日(月)~12月29日(日) 東京・日生劇場
  • 2025年1月5日(日)~1月7日(火) 大阪・梅田芸術劇場
  • 2025年1月11日(土)~1月13日(月・祝) 福岡・博多座
  • 2025年1月18日(土)~1月19日(日) 富山・オーバード・ホール 大ホール
  • 2025年1月25日(土)~1月26日(日) 愛知・愛知県芸術劇場大ホール