エクステの販売や飲食店事業などをやられている『株式会社ネクストラボ』さんの企業ロゴを制作させていただきましたので、ご紹介します!
創業時の社名ロゴですので、勢いのある筆文字に責任感と気持ちを込めて制作させていただきました。さらに、今回は筆文字だけではなく、ロゴ全体を制作しています。
今回のご依頼は、ロゴのイメージをかなりしっかりと持たれていて、ロゴに入れて欲しい画像やラフ、筆文字のイメージサンプルなどを細かくいただきました。
筆文字の書体イメージとしては、勢いのある力強い書体で、かつ読みやすい文字です。
出来上がりは筆文字が際立つシンプルなロゴとなりましたが、完成までは色々試してご提案させていただきましたので、ちょっとご紹介いたします。
初回の提案から構成の決定まで
初回のご提案では『株式会社ネクストラボとNEXT LAB』の筆文字を2パターン制作しました。文字の背景には筆の線を大胆に引いたり、イラストを付けたり、墨を飛ばしたりなど。
でも、実際に作成したものを見てみると、ロゴとしてはちょっと要素が多すぎて何を目立たせたいのかが、明確ではなくなってしまった感じでした。
なので、ネクストラボさんと「ロゴってもっとシンプルなイメージですよね?」とか打ち合わせを何度もさせていただき「株式会社」やイラストなどを削除して完成系に近づけていった感じです。
「ネクストラボ」は、もう少し読みやすくということで、筆の勢いは残して修正を行い、通常のカタカナの形に近づけて書いています。3回ほど修正を繰り返し、筆文字にするのは「ネクストラボ」のみ。NEXTLABはフォントで、そこに筆の線を活かした背景をシンプルに使うというところまでが決まりました。
背景は9パターン制作しました
ロゴを個性する要素は決まりましたので、ここから各要素をどのように配置するかを行いました。
NEXT LABのフォントを変えてみたり、一部を矢印にしてみたり、筆文字の色を変えてみたりと、9パターン作成しました。ロゴ自体に『ネクストラボ』ならではの意味を持たせたかったんですが、なかなか難しいですね。
その中から、1パターンが決定。最後に「決定したパターンで色々な色を使ったものが見たいです!」というご要望がありましたので、色のパターンを8案制作。
そこから選ばれたのが今回のロゴというわけです。
今回は背景も付けてロゴ全体でしたので、なかなか大変でした。筆文字だけだと白黒なので色は関係ないですが、今回のように色が付くとバリエーションがそれだけで増えますからね。色が少し違っただけでも与える印象が変わりますし。
大変ですがやりがいはありますね!ご依頼をいただきましてありがとうございました!