2010年10月9日〜10月11日の3日間、福岡県大川市で行われた『第61回大川木工まつり』に筆文字行灯を出展させていただきました。4月に行われた『春の大川木工まつり2010』よりも規模が大きいイベントです。
今回は福岡まで行くことができなかったため、『アイインテリア』様からご提供いただいた写真で会場の雰囲気をご紹介します。
この展示会に合わせ、星座名をアート書で表現した新作の『12星座筆文字入り行灯』を制作しました。壁掛けできるパネル式と床置きの丸行灯があり、それぞれコード式と電池式を用意したため、全部で48種類あります。会場ではそのうち24種類を展示していただきました。
もう一つの新作として『商い中』も制作しました。お店の玄関脇などに掛けると、明かりが灯ったときに雰囲気を演出できます。
星座行灯のアート書の制作方法
各星座のアート書をどのように制作したのかをご紹介します。文字や模様を書くところから、裏打ち、データ化まで、完成には多くの工程があります。
画仙紙を作品サイズに切る
このアート書はA3サイズのため、半紙では大きさが足りません。大きな画仙紙をA3に切るところから始め、書き損じる分も考えて24枚ほどを一度に用意しました。
アート書を制作する
どのような模様にするか、文字をどのくらい崩すかを考えながら半紙に下書きをしたり、星座の写真から着想を得たりして画仙紙に書きました。一度8種類ほど書いたものの、翌日に見直して納得できず、最初から書き直しています。
普通の墨では黒一色で模様が分かりにくくなるため、淡墨を使ってグラデーションや立体感が出るようにしました。
しわを伸ばす裏打ち作業
12種類を書き上げた後は、しわを伸ばすために裏打ちを行います。作品の裏から霧吹きで水をかけ、裏打ち用紙を当て、アイロンをかける作業です。
A3サイズは大きいため、1枚を仕上げるのに30分ほどかかり、12枚の完成までに2日ほどかかりました。裏打ちに失敗すると書くところからやり直しになるため、現在なら業者へ依頼する工程です。
パソコンへ取り込む
行灯のアート書は和紙へ印刷するため、裏打ちした作品をスキャンしてパソコンへ取り込みました。スキャナーはA4サイズまでだったため、A3の作品を分割して読み込み、Photoshopで正確につなぎ合わせ、模様がきれいに出るよう明るさも調整しました。
完成したデータをアイインテリア様へ渡し、和紙へ印刷して行灯に仕立てていただきました。
プレゼントにも、インテリアにも
12星座分を用意しているため、プレゼントにもおすすめです。壁掛けタイプは玄関先に、丸行灯タイプは寝室やリビングに置くと、インテリアとして楽しめます。
開催情報
| 展示名 | 第61回大川木工まつり |
|---|---|
| 日時 | 2010年10月9日〜10月11日 9:00〜18:00 |
| 会場 | 大川市文化センター 福岡県大川市酒見221-11 |
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